水中で撮影するのには何が必要でしょう?
素潜りや海水浴などでも水中写真は撮れますが、ここではスクーバダイビングをして水中で撮影するということをメインに話を進めていきます。
水中写真を撮るには何が必要?
Cカード(ダイビングライセンス)
体験ダイビングなどで撮らせてもらえる場合もあるそうですがここでは取得を前提とします。ランクは潜れる環境(深度)など変わってくるので必要に応じてランクアップして取得していきましょう。減圧を必要とする深い、長いダイビングにはテクニカルダイビングの受講が必要になってきます。
撮影器材
カメラ、ハウジング(防水ケース)、ストロボ、ライト、レンズなどです。レンタルが有る場合もあります。とりあえずレンタルで撮影してみるのも良いでしょう。ただ、いつも同じものをレンタル出来るわけではないですし、出来れば数多くさわって(水中以外でも撮影して)カメラなどに慣れていくのが上達の早道になります。そこを考えると自分で持つことが理想です。
ダイビング器材
重器材(レギュレーター、BCDなど)、軽器材(マスク、シュノーケル、フィンなど)、ダイビングコンピューター、スーツなどです。スクーバダイビングに使えるという意味では現在の器材はどのメーカのどのタイプでも問題は無いと思いますがその中でもより撮影に向いたものなどもあります。そして、こちらもレンタル可能な物も多いですが長く楽しむには自分の器材で慣れていったほうが良いと思います。ほとんど無意識にダイビング器材を使ってダイビング出来るようになれば撮影にもっと集中できます。
撮影スキル
写真を撮るということにはカメラのオートも進歩して比較的容易になってきました。ただ撮りなれてくると自分の好みの写真を撮りたくなってきます。そのときには撮影、写真の技術、知識が必要になります。経験が必要なところもありますが撮影セミナーなどを受ければレベルアップのスピードが上がります。
ダイビングスキル
Cカード(ダイビングライセンス)のところで少し書きましたがランクや種類によって潜れる最大深度があるので被写体のところに行けなかったり、また被写体のことを知らずに撮影しに行き失敗したりすることもあります。こんなことの無いように必要なライセンスを取得したり、スペシャルティ(ショップ独自のプログラムなども)を受講することでダイビングスキルを磨くことで水中撮影、写真もレベルアップしていきます。撮影時にダイビングでの不安を減らせれば余裕が生まれ撮影に集中出来てもっと楽しめます。そのためにも撮影以外のダイビングスキルもアップすることが必要です。
安全に対する考え方
そして重要なのが安全についてです。スクーバダイビングには少なからず危険が存在します。水中撮影するということはただスクーバダイビングするよりもリスクが増えます。余分な器材が増え、注意も振り分けられます。トラブルの起きないよう準備が必要ですし、もしトラブルが起きたときにはどうするかなど考えておいて、出来ればシュミレーションなどしておきたいところです。普段、使用しているダイビングサービスやダイビングショップなどで他のゲストやスタッフとディスカッションしても良いと思います。
それぞれ、詳細ページも順次、増やしていくので参照してください。
直接、撮影とは関係ない・・・けれど切り離せないことも多くあります。これらの質問や相談を出来る先達、ダイビングサービス、ダイビングショップなどをおさえておきたいところです。水中写真の上達ということでは写真を見てもらえて、見せてもらえるスタッフ、ゲストのいるサービス、ショップも良いですね。数多くあるショップの中から対応してもらえる幾つかのショップを別項で紹介します。そちらも参考にしてください。